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「長期優良住宅ってどんな家のことをいうのかわからない」と思っている方もいることでしょう。本記事では、長期優良住宅とはどんな住宅で、建てるとどんなメリットがあるのかなど述べていきます。
長期間快適に住める住宅と国から認可された住宅のことを言います。定められている基準を満たすと減税を受けられたり、地震に対する保険料が割引されたりするなど、経済的にもお得になることが多いのも特徴です。
ここでは、長期優良住宅を建てることでどんなメリットがあるのか、詳しく述べていきます。
地域型住宅グリーン化事業の承認を受けているグループに加入する工務店で、長期優良住宅を含めた省エネルギー住宅を建てると、補助金をもらえます。一戸あたり110万円(上限)の支給です。工務店ならどこでも可能なわけではなく、国土交通省から承認されている中小工務店ということが要件となっているため、注意しておく必要があります。
長期優良住宅は、手入れをしていれば孫の代になっても住み続けられます。耐震性能が備わっているため、大きな揺れがあっても家の損傷を抑えられるため修繕費も軽減できます。また、断熱性能も高いため、1年を通して快適に暮らせて光熱費を浮かせることが可能なのです。
長期優良住宅の認定を受けると、さまざまな減税が受けられます。いずれも期間が決まっているので、申請するときにしっかりと確認しておきましょう。
デメリットについてもチェックしてきましょう。
長期優良住宅の認定を得るには所管行政庁の審査を受けなければなりません。審査には数週間ほどかかることがあり、必要な書類をそろえて、申請の手数料を用意しておく必要があります。施工会社に手続きを代行してもらうのが一般的ですが、代行手数料がかかることも覚えておきましょう。時間や予算に余裕をもって置くことが大切です。
性能を維持して快適な暮らしを守るため、適宜メンテナンスを行う必要性があります。定期検査をせずにいると認定が取り消されたり、補助金の返還を求められたりすることもあるので注意が必要です。将来にわたって快適に暮らし続けるためにも、施工会社による定期的な検査を受けていくようにしましょう。
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※[3社選出条件]坪単価50万円~、長期優良住宅対応、保証年数20年以上(有償)を満たした3社をピックアップしています
※ラクラス「UA値:0.39」コーワの家「UA値:0.4」ほそ川建設「UA値:0.66」から算出した月間光熱費と削減費になります。
※3社詳細に記載している「月間光熱費」については、2019年1月時点の石川県の「UA値/0.87」「月額光熱費/約20,119円」を基準に、各社のUA値から「平均気温3.8度」「空調設定温度20度」「電気料金の単価55円」で算出したものになります。