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階段は、家庭内事故が起こりやすい場所です。内閣府の調査によると、屋内事故のうち階段で起こった事故の割合は、20歳以上65歳未満は12.9%、65歳以上は18.7%とそこそこ大きめ。筋力の弱いお年寄りや子どもにとっては、階段は特に危険な場所なのです。
平屋であれば、階段で起こる事故を避けて生活できます。
平屋だと、家事が楽になることが多いです。2階建て以上の家だと、重い洗濯物を持ってベランダまで階段を上る必要がありますが、平屋ならばその必要がありません。また、面倒な階段掃除の手間も省けます。
平屋には2階部分がなく屋根しか支えるものがないため、安定しやすく潰れにくいです。また、建物が低いので、地震のときにも揺れにくいでしょう。耐震性が高いため、柱や壁の少ない広々とした空間もつくりやすいです。
家は建てて終わりではなく、外壁や屋根などを丈夫に美しく保つため、定期的にメンテナンスを行う必要があります。2階建て以上の家の場合、屋根や外壁の高い部分の修理のために大掛かりな足場を組む必要があり、手間とコストが多くかかってしまいます。平屋ならばその手間やコストが軽減されます。
平屋は2階建て以上の家と比べて建築費が割高になります。平屋には2階がないため、延べ床面積が小さくなってしまいます。2階建て以上の家と同じ床面積を確保したい場合、土地を広くするしかありません。そのため、土地代が多くかかってしまうのがデメリットです。
また、基礎部分と屋根も広くしなければならないため、基礎工事と屋根工事にも費用が多くかかってしまいます。
各階に分散されていた部屋が平屋では全て1階に集まることで、部屋数が多くなり、外に接していない建物中心部の部屋の日当たりや風通しが悪くなってしまうことがあります。中庭や天井窓を作るなどの工夫が必要です。
平屋は外からの視線が届きやすく、プライバシーが守りにくい場合があります。室内がなるべく外から見えないように、窓の位置やサイズ、庭の設置場所などを考慮する必要があるでしょう。
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※ラクラス「UA値:0.39」コーワの家「UA値:0.4」ほそ川建設「UA値:0.66」から算出した月間光熱費と削減費になります。
※3社詳細に記載している「月間光熱費」については、2019年1月時点の石川県の「UA値/0.87」「月額光熱費/約20,119円」を基準に、各社のUA値から「平均気温3.8度」「空調設定温度20度」「電気料金の単価55円」で算出したものになります。